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ヘナとは
ヘナは、ミソハギ科の植物です。日本では「指甲花(シコウカ)」または「ツマクレナイノキ」と呼ばれてきました。
インドでは古来から薬草として親しまれて、アーユルヴェーダ(伝承医学)の代表的なハーブとされてきました。インド、北アフリカなどの乾燥した地域に育ち、木は高さ3~6メートルほどにまで成長します。芳香のある白や薄紅色の花を咲かせるのも特徴です。一般的に、ヘナを配合した天然原料の染毛剤の総称を「ヘナ」と呼びます。
へナのメリット
ヘナは、健康で安全環境を考えた100%天然の染毛剤で化学物質は一切入っておりません。髪を傷めず、体に害がないだけでなく地球にもやさしいトリートメントハーブです。また、染毛の他にも優れたトリートメント効果、コーティング作用による紫外線防止の効果もあり、ハリ、コシが出て毛も落ち着きます。
さらには、頭皮の汚れを取り除くと同時に、栄養を与えていくので脱毛予防や育毛促進の効果も期待できるので、男性の方にも非常におすすめです。
ヘナとカラー剤の違い
へナは一般的なカラー剤とは異なり、明るく染めるものではございません。
通常のヘアカラーはアンモニアと過酸化水素水の反応により活性酸素を発生させ、メラニン色素を破壊することで明度を上げます。ヘナにはそういった化学作用がありません。
反対に、薬剤によるタンパク質の破壊が起こらないためダメージを受けることもありません。また、薬剤の反応による刺激を受けないので、頭皮や毛母細胞を傷つけず、お肌が弱い方やカラー剤でかぶれやすい方にも取り入れやすいのが特徴です。
色味について
ヘナの色素はオレンジ、インディゴの色素はブルーに発色します。またお互いの色素は補色の関係であり、2度染めすることでブラウンを表現することが可能です。一方それ以外の色を表現することはできません。
染めあがりにはお時間を要します
ヘナやインディゴなどの色素が毛髪内に入るためには、毛髪の水膨潤が欠かせません。
そのために通常のヘアカラーよりも色素の吸着に時間を要します。
しかし、その時間は頭皮の毛細血管を通じヘナの成分を体内に取り込む時間にもなり、非常にリラックスした状態となります。
一方、通常のヘアカラーはアルカリ剤を使用することで短時間でキューティクルを開かせるため、髪に大きな負担がかかります。
またその刺激は毛髪のみならず頭皮や毛母細胞などにも負担を与えることになります。
天然成分のため、誤差はつきものです
ヘナやインディゴの作用は、気温や湿度お客様の体調などにより本能に誤差が生じることがあります。
また、作柄や収穫からの経過時間によっても誤差が生じます。
炊飯の時に、毎回硬さや粘りが違うように、ヘナも農産物であるため同様とお考えください。
ただし、ヘナの色素が青になる、インディゴの色がオレンジになるなど非常識的に考えたような差異が生じることはありません。
一度で完璧な結果を求めることはできません
ヘナやインディゴの染毛は、草木様などと同じように繰り返し色素を重ねていくことで染毛が完成します。
初めてヘナをする方には3~5回の施術を繰り返し、初期は褪色も早いため、3~4週間のスパンで行うことをおすすめします。
施術例
前回の施術から2ヶ月後
へナ単品、60分放置後
オレンジ色を抑えるためにインディゴ(藍)塗布後
こちらはあくまで一例です
へナは髪質や色味、放置時間によって色味が変わります。
有資格者のスタッフが一人ひとりの髪質を見て、
お悩みをしっかり聞いてから施術いたします。
色味のご希望もお気軽にお申し付けください。